学校やデイ

💎学校やデイについて

 

このページでは学校やデイのことについて紹介したいと思います

障害を持っている小さなお子さんがいる方は今後保育園や学校などどうするのだろう

と心配になっている方もいるのではないでしょうか?

私も産まれたばかりの頃は仕事をしていなかったですが、保育園や幼稚園はどうなるのかな?と心配でした。

このまま仕事もできずにずっと一緒に家にいるのかな?

などと思うことは沢山ありました。

湊ちゃんは成長が遅いのもあり、先の未来が未知の世界でした。

そんな心配に思っている方にどのようにしてデイを決めたのか、どのようにして入所に至ったのかなど私の体験談をお話したいと思います。

 

💎療育、デイサービス

 

 

療育・デイサービスとは

障害のある子どもを対象とした療育を行うサービスで、放課後等デイサービスや児童発達支援などが該当します。

 

  • ⁡児童発達支援→未就学児を対象とした療育を行うサービスです。

 

  • 放課後等デイサービス→就学児(小・中・高校生)を対象に、放課後や長期休暇に療育を行うサービスです。自立した日常生活を営むために必要な訓練や、創作的活動、作業活動、地域交流の機会の提供などを行います。

 

私はそういった療育というものがあることを知らなかったので(勉強不足、無知ですみません)

障害児を扱っている園を探さないといけないのかな?

でも当時食事はペースト状、胃ろうもあいているのに受け入れてくれるところはあるの

と心配していました。

そんな時4歳になる歳に市の保健師さんの方から連絡を頂きました

「療育に通ってみませんか?」

とオススメのデイをピックアップしてパンフレットを見せて頂きました

 

湊ちゃんの場合は胃瘻があいていたり、食事をつまらせたりなど医療的ケアが必要になるため看護師さんのいるデイを選びました。

見学に行く日を決め、保健師さんがアポをとってくれて一緒に見学について来てくださいました。

 

デイに入所してからの1日の流れ

 

湊ちゃんがデイに通い始めてからの1日の流れを紹介します。

通常の保育園のように4月から入所し、1週間ほど慣らし保育で午前中に帰ってきていましたが。

慣れてからは9時から16時まで預かって貰いました。

長男が行っていたデイは自宅まで送迎もしてくれました。

3年間ずっと毎日一緒に過ごしてきたため、少し休みたいなと思い1年間は仕事を探しながらのんびりとしていましたが、5歳になった歳に仕事を始めることにしました。

9時からと決まっているため、9時から15時半の間仕事を始めましたが、通っていたデイは融通をきかせてくれていたので9時前に送り16時過ぎに迎えに行ったり、日中一時という制度を市に申請し、必要な時は17時半まで時間を伸ばしてくれたりと保育園や幼稚園とあまり変わらないような感じで過ごせていました。

 

 

日中一時支援とは

障害のある方のご家族の不在時における支援や、障害のある方を日常的に介護しているご家族の一時的な休息(レスパイト)を目的として、障害のある方の日中における活動の場を確保する事業です。

 

 

デイの印象、対応

 

湊ちゃんの通っていたデイは優しく融通の聞くいいデイでしたが、開所間もないデイだったので、食事をペーストにするのが厳しく毎日食事を持たせていたり度々物を無くされて帰ってくると言った点もありましたが卒所まで3年間お世話になりました。

無くされたものに関しては買って返してもらうなどの対応もしてくれています。

 

 

💎学校の選択

 

特別支援学級と特別支援学校

 

年長の歳(6歳)になると学校の選択をしなければなりません。

学校の選択肢は2つです。

  1. 通常の学校の特別支援学級クラスに通う
  2. 最初から特別支援に通う

 

 

特別支援学級とは

特別支援学級とは、小・中学校に設置されている障害のある児童生徒を対象にした少人数の学級です。

自立活動や各教科等を合わせた指導など、障害による学習や生活の困難を克服するための特別の指導を、児童生徒のニーズに応じて行う特別の場になります。

特別支援学級にも学級担任が配属され、学校の中では通常の学級と同じ機能を持ちながら、特別の指導を行うことができるようになっています。

 

 

 

特別支援学校とは

特別支援学校 障害のある幼児児童生徒に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を図るために必要な知識技能を授けること目的とする学校。 視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者(身体虚弱者を含む。)

 

 

湊ちゃんの選択

 

軽度の障害であれば、通常の学校で問題ないと思いますが、湊ちゃんの場合は何倍もの遅れがあります。

なので通常の学校は難しいかと思い特別支援の方が何かと対応が手厚く安心なため特別支援を選択しました。

多くは、高校生から特別支援を選択する家庭が多いようです。

湊ちゃんは食事形態が刻み食なので、食事も刻んでくれるとのことで決め手になりました。

デイが引き継ぎをしてくれるため、見学に行ったりと市の案内やデイからの案内で進学の準備を進めることが出来ます。

学校へはバスで通学バスで通っています。

 

💎放課後デイ

 

放課後デイサービス

 

学校が決まったら次は放課後デイです。

放課後デイも何ヶ所かあり、湊ちゃんの場合は看護師さんがいるところを選んだので私の住んでいる地域では2箇所しかありませんでした。

その中でも休暇の日には給食がでて、刻みなどの加工をしてくれるデイを選びました。

放課後デイにも通っているデイが引き継ぎをしてくれるため、スムーズに入所できました😌

学校まで迎えに行ってくれ、17時半頃に帰ってくるのを自宅で待っています。

 

デイ選びのポイント

私が思うデイ選びのポイントを紹介します。

 

  • 聞きたいことはしっかりと聞くこと!

 

通常の保育園選びと一緒で聞きたいことはしっかりと聞き、その子にあっているかをよく見極めること。

湊ちゃんの場合は看護師さんがいるところが良かったので選択肢は少なかったですが、今ではたくさんのデイが開所してあるはずです。

 

  • 時間や送迎などの融通

 

これから仕事を始めようと思っている方などは融通の聞くデイであることをオススメします。

かといっても、みきわめるのはむずかしいと思います。

聞けそうであれば仕事を始める予定でいるので、時間が過ぎてしまったりしたときの追加料金など日中一時の話などを見学の際に聞いておくといいと思います。

私は仕事でも次男の妊婦健診でも何度もお迎えが遅れたりと融通を聞かせてもらい沢山迷惑を掛けましたが、優しく受け入れてくれるデイでした。

卒所した今でも連絡をくれます。

 

⚫︎方向性、希望などしっかりと伝える。

私はあまり希望を言える性格ではなく、損ことが多いです。

実際に3年間食事を持って行く日々がとても大変でした。

元々はデイで頼んでいるお弁当を食事加工できるという話で入所したのですが入所した後で加工をするのは湊ちゃんが初めてだから衛生的な面もあり難しいと途中で言われたのもあり、それから何も言えずも卒所まで持たせました。

そういった苦労もあり今では給食を加工してくれるデイを選んだので少し楽になりました。

最後に

 

上記のように希望は沢山伝えて自分の希望にあったデイを選ぶことをオススメします!

合わないと思ったら途中で退所し、新しいデイに入所することもできると思います。