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NICUに入院していた時のお話

NICUに入院していた時💎

 

このページでは、NICU(新生児集中治療室)に入院していた時のことを紹介したいと思います。

 

湊ちゃんは、産まれて次の日に里帰り先の病院からヘリコプターで搬送され、

自宅から一時間程の病院でNICUに入院していました。

私は、経産婦だったこともあり早く赤ちゃんの元に行きたいでしょうと3日で退院をさせて貰い

湊ちゃんに冷凍した母乳を届けるため、毎日母乳を絞ってお見舞いに行っていました。

 

 

NICU(新生児集中治療室)💎

 

 

 

 

NICUとは?

早く産まれた赤ちゃん、小さく産まれた赤ちゃん、呼吸の助けが必要な赤ちゃん、心臓などに病気がある赤ちゃんたちが治療を受けたり、大きく育つための部屋。

 

NICUでは、感染予防の観点から面会の制限が厳しく、両親祖父母までと決まっていました。

当時長女が2歳だったため、面会の方法はパパと交代で病室に入り待合室でモニターを付けてもらい、

ねーねは、画面越しでしか湊ちゃんを見ることはできず…

それでも頻繁に通っていると2歳ながらに沢山の機械に繋がれている弟を見て、

赤ちゃん大変」と大人しく病院についてきてくれていました。

 

パパのお仕事が日曜日しかお休みがなく平日は長女を見てもらえる宛がないので、

母乳だけ届けてモニター越しに面会をして帰るという日々が多く、

たまに看護師さんが少しの間長女を見ておいてくれて顔だけ見て帰る日もありました。

基本的には土日でゆっくり会いにいく形で通い続けました。

 

マオ
マオ

病院に行ってもなかなか会う事ができずに、

湊ちゃんにも申し訳なく思う日々でした。

いけない日は病院に電話するとその日の様子を教えて貰えたので、

週末会えるのを楽しみに毎日を過ごし、

会いに行くと泣いている、起きているという当たり前のことが

一つ一つ嬉しかったことを覚えています。

 

 

NICUにいた時の記録💎

 

 

すくすくノート

 

NICUの看護師さんにノートを渡すと、あまり面会のこれない家族のために

成長の記録を記してくれるというので早速ノートを持っていきました。

写真や手形、足形を日々の様子と共に可愛く記してくれていて、

毎日会えなくても頑張っている姿や日々の成長を見ることができて

とても嬉しく、ありがたく思っていました。

 

 

 

 

 

肺動脈絞扼術💎

 

 

2017年7月1日 肺動脈絞扼術

肺に血液が流れすぎて肺や心臓へ負担がかかり呼吸不全や心不全となり、

その状態が長く続くと肺の血管が傷んでしまうため緊急で手術を行う事になりました。

 

 

肺動脈絞扼術とは

肺へ流れる血液の量を減らす目的で行われる手術です。

肺動脈の周りにリボン状のテープを小さく巻いて肺血流を適正に調節します。

 

 

マオ
マオ

心の準備なく急遽決まった手術でしたが、

湊ちゃんの小さな体では負担も大きかったでしょうから

早めに手術をして貰えて良かったと思いました💎

体が小さくミリ単位の手術なので難しいと聞いていて

無事に終わり一安心しました!!

 

 

手術のため転院💎

 

 

 

 

生後4ヶ月経った頃体重は2800gになりました!

食道の手術をする事が決まり、食道の手術の実績の多い病院に転院し、

そちらの病院で手術を受けることが決まりました。

それからのすくすくノートは私が受け継ぎ、面会に行くたびに写真を撮ったり様子を記し、

会えない時は電話でその日の様子をノートに記しました。

 

 

食道閉鎖症根治術💎

 

 

2017年10月5日 食道閉鎖症根治術

お昼の12時からスタートし、夜22時まで

長い戦いとなりましたが無事に成功しました!

 

生後5ヶ月になる頃口に付いていたチューブが一つ外れ、

産声を聞いた以来に声を聞く事ができました!

 

今までは胃瘻からミルクを注入していたので、初めて経口哺乳できるようになり、

術後しばらくは、鼻のチューブからミルクが与えられました!

 

食道の手術から2週間ほど経った時、手術をしたところに小さな袋ができていて、

ミルクなどの液体を流すとそこに溜まってしまうけれど

角度を変えると上手く流れるから問題はないと医師から聞き、

大きく異常はなく1、2週間ほど様子を見てミルクを口から入れてみるとのことでした。

 

マオ
マオ

ミルクを口から飲むことができるようになっても

産まれて5ヶ月おっぱいや哺乳瓶を一度も吸った事がないので、

自力で飲めるようになるまでとても時間がかかるのだろうなと思いました。

この頃には母乳が出なくなってしまっていたので、

母乳を口から飲ませてあげられなくて残念でしたが

口から味わうことができるだけでも嬉しく思いました💎

 

 

 

 

最後に

 

最初の病院でとても親切にして頂いたので転院が決まった時は、とても不安でした。

ですが、無事に手術が終わりようやく我が子の声を聞く事ができたり、

ミルクの味を味わってもらえるようになったりと沢山の進歩がありました💎

すくすくノートに記録を残していたことで、湊ちゃんの頑張りをまた初心に帰ってみる事が

できるので現状を記録を残しておくことはオススメです!

こんなにも成長したのだなと感慨深いものがあります🫧

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マオ💎

保育士3年目、31歳、3児のママ、プチプラコスメ大好き、障害児育児について発信中!

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